かかとは踵骨(しょうこつ)という人間の体重を全て支える働きをもつ大きな骨があります。
ふくらはぎの筋肉の下腿三頭筋の末端の部分であるアキレス腱と、土踏まずを補強している厚い膜の足底筋膜もあります。
また、成長期の子どものかかとには、骨が成長して大きくなっていくための骨端軟骨(こったんなんこつ)という大切な軟骨があります。
踵骨は非常にく強靭な組織によって覆われているのですが、骨の中身は柔らかいスポンジ状の軟骨組織で構成されているので、表面の硬い膜が破壊されてしまうと、内部までダメージを負いかかとに痛みが発生してしまうのです。
かかとは歩いたり走ったりなど日常生活の動作においてバランスをとるための大切な部位であり、様々な障害を発生して痛みがあらわれてしまう可能性のある部位でもあります。
かかとの痛みの治療が遅れれば、それだけかかとの痛みが悪化してしまうこともありますので、成長期の子どもに対しては大人のチェックが重要になることを覚えておきましょう。
Posted by banrai | 2010年1月26日 10:55 | パーマリンク
運動が活発な子どもに発症することの多いかかとの痛みには、セーバー病という障害があります。
セーバー病は成長痛の一種で、正式には踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)と呼ばれているものです。
8歳から12歳の男の子でいつも激しいスポーツを行なっている子がなりやすいもので、かかとをつくと痛みがあって歩けない、かかとにある骨端軟骨を押すと痛みがあるなどの症状があらわれます。
成長期の子どもの骨はどんどん成長するので、いつも筋肉によって強く引っ張られている状態になっています。
その引っ張られる力に柔らかい軟骨が成長過程に追いつかずに負けて、炎症を起こすとかかとに痛みが生じます。
成長期でのかかとの痛みは機能障害を残すことなく治りますし、かかとの痛みが軽ければ様子を見ながら運動をすることもできます。
しかし、痛みが強い場合は軟骨が剥離してしまっている場合もありますので注意が必要です。
Posted by banrai | 2010年1月26日 10:54 | パーマリンク
子どもの頃のかかとの骨は成長軟骨として足の骨とは一体化しておらず、離れた状態になっています。
この成長軟骨は、足でも特に足底筋膜やアキレス腱を使いすぎることによって、ストレスが繰り返されると炎症を起こしてしまいます。
走ったり、ジャンプしたりして足を使いすぎることで、ふくらはぎの筋肉に軟骨が強く引っ張られ負担がかかり痛みを感じるようになってしまうのです。
長時間立ちっぱなしの状態であったり、足の指を上げたまま歩いたりスポーツしたりした場合にも、成長しきっていないかかとの軟骨は、アキレス腱の緊張と地面からの過度の衝撃により炎症がおきてしまい痛みがあらわれます。
成長痛の場合は、かかとにかかる負担を減らすために、ウレタン製のパット(靴の底に引くもの)を病院などで購入をして、テーピングも使用するなどすればかかとの痛みは軽くなってきます。
但し、かかとの痛みが1ヶ月以上も続いている場合で、激しい痛みがあるようなときは踵骨骨端炎の可能性があります。
Posted by banrai | 2010年1月26日 10:53 | パーマリンク
子どもがかかとの痛みを訴えた時に、骨の端ではない部分を痛がるようだったら、成長痛以外の場合が考えられます。
かかとに激しい痛みが伴う場合には、完全にかかとの骨が骨折している可能性がありますので、痛みが強いときには整形外科で診察を受け、骨折をしているかいないかを調べてもらう必要があります。
疲労骨折の場合には、骨折をする以前からかかとに痛みがあり、それを我慢しながら運動をしてしまっているケースもあり、症状が悪化してから気がつくということが多いので気をつけなければなりません。
高いところから転落したり、着地動作の繰り返しの衝撃によって疲労骨折が起こったりしますが、小さな亀裂から始まり徐々に亀裂が大きくなってきて、痛みも強くなってくるのが疲労骨折ですので、早めに治療を受けるようにしましょう。
足をひねって転んだ後にかかとに痛みが起こったようだったら、捻挫をしている可能性があります。
軽いと思っていても実際には炎症がかなり起きている場合もありますので注意しましょう。
Posted by banrai | 2010年1月26日 10:51 | パーマリンク
子どものかかとの痛み、成長痛を予防するためには、運動をする前のウォーニングアップとストレッチ、運動後のクールダウンとストレッチをしっかりと行なう事が1番大切になります。
痛みがある部位にかかる衝撃の負担を減らす効果のあるテーピングをするのも良いでしょう。
テーピングは整形外科などできちん貼ってもらった方が良いと思います。
ストレッチは、休憩時間や運動中にもこまめに何度も行なうのが有効です。
ストレッチの方法は、足の指を曲げて、足首を反らし、足の裏を十分伸ばすように5から10秒そのままの状態を保ちます。
このストレッチを左右交互に1日に少なくても30回程度は行なうようにしましょう。
かかとは強靭な腱で覆われているので、その腱を伸ばしたりする適切なケアを行なう事で、かかとの痛みが予防できます。
筋肉や腱が成長していく過程で、タンパク質、ビタミンC、鉄分などの必要な栄養素が不足してしまうと痛みの症状がでやすくなってしまうので、必要な栄養素をしっかりと摂取することも、かかとの痛みを予防するために大切なことになります。
Posted by banrai | 2010年1月26日 10:49 | パーマリンク